是までは空手の日記念イベントして、長老や高段者による奉納演武や国際通りでの集団演武があった。丁度10月は「那覇大綱挽き」などの行事も重なり、例年、外国から多くの空手家たちが来沖し大いに盛り上がっていた。それが今回は世界的な”新型コロナウイルス”の流行により、外国との往来が物の見事にストップしてしまった。

「空手の日」の行事内容も変わるようだ。次の通りである。
規模を縮小し招待者のみでの実施。”指定無形文化財保持者”による奉納演武、”沖縄伝統空手道振興会”傘下団体による演武、そしてその模様がインターネットで配信される。”

ところで、彼ら外国人空手家たちが滞在することによる経済効果は次のとおりである。
”沖縄県の目標である観光客一人あたり消費額7万8千円、滞在日数3.61日に比べて、空手愛好家の滞在日数は11日。さらに一人当たりの予算(航空賃は含まない)は15万円。年間の来県空手愛好家による支出額は10数億円以上と推定されている。”(「沖縄空手通信166号」より抜粋転載)

最後に一言。
世界に誇る我が沖縄空手。極々微小なるウイルスに手も足も出ず。(~_~;)