2回目となる講演が、「知られざる近代空手家群像」と題して、11月25日(月)14:00から県庁にて行われた。講師の仲村顕氏は、これまで首里手の大家「糸洲安恒」として知られていた人物が実は別人であった、と沖縄空手界に留まらず世界の空手界にとっても素晴らしい功績を遺した人である。

沖縄タイムス電子新聞11/27

講演を聴いていて思った。
如何に記録が大事であるか、そして記録を残すことが如何に後世の人々にとって大切なことであるか、ということを痛切に感じた。
となれば、ここ数年の某国の政府機関が恥も外聞もなく、公文書の記録やデータをいとも簡単に抹消廃棄する所業が如何に愚かな事か自明の理である。

まだ2回目で断定はできないが、今回の企画は我々沖縄空手に関わる者にとっては、実に有り難い企画と思う。無料で毎回有意義な為になるハナシが聴けるなんて・・・。

次回3回目は「琉球王国時代の軍事と軍備」と題して、講師が麻生伸一氏(県立芸大準教授)の予定だ。
概要:かつて琉球王国は、周辺諸国の政治体制の変化にあわせた武力を備えていました。軍事や軍備の側面から琉球王国時代の武力の有り様と琉球の外交を考える。(案内より)
(我が琉球は武器を持たない平和な国ではなかったっけ?)